楽器の手に入れ方

バイオリンにしてもチェロにしても結構お高いですよね。気軽に買える額ではありません。安いものでもそれなりにしますし、真面目にプロになろうなんて思ったらなかなか普通のサラリーマン家庭では、金策に困ることもあると思います。

それは、ヨーロッパでも同じ。多分、全世界共通の困りごとと思います。

それなのに、意外にそれなりのお金を出して買ったけれど結局何年も弾いていなかったり。それなら、と思って売ろうと思ってもなかなか売れなかったり。

難しいですね。

 

それなら、ということで。いっそ、所有しない、というのもありなんじゃないかと思っています。楽器屋さんだから誰かが買ってくれなければ商売成り立たない、というのはこれからの時代通用しないのではないでしょうか。モダンイタリーやオールドなどは、これからもっと買える人が限られてくるでしょう。実際こちらでは、オールド弾いている人はだいたいどこかの財団所有のものを有償、無償で貸与されていることがほとんどです。問題は、そういうのはよっぽどの音楽家にならないとご縁がないこと。普通の学生さんとか、これからという人は、どうしたらいいのでしょう。

 

これ、セレナのかねてからの命題です。楽器を眠らせて無駄にしない。必要な人が自分の力で必要な楽器を手に入れられる手段を提供する。

まだまだ、方法は模索中ですが、我こそは、そのモデルを試してみたい。一緒に方法を探したいという方いらっしゃいましたら、ぜひぜひ、クラブ・セレナへご参加ください。

 

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