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バイオリンという習い事

このブログを読んでらっしゃる方は、自分が習ってたことがあったか、習っていたか、お子さんが習っているかのどれかに当てはまるかと思います。

 

 今日は、子供の習い事としてのバイオリン。

 よく、こちらでもご両親が子供にバイオリンを習わせたいんだけど、とご相談を受けることがあります。でもなぜか、親御さんはこの子はプロになるわけじゃないいんですけど、とわざわざおっしゃります。もしくは、やるならきちんとやってほしい、とか。水泳習わせるのにわざわざこの子に水泳選手になってほしいわけじゃないんだけど、っていう人はまずいないと思います。でもなぜかバイオリンとか楽器って親がそこを考えるんですよね。

 

 いつも、不思議に思います。実際、私も子供のころ習っていた時、習いたいならきちんと練習しなさい、練習できないなら辞めさせますよ、と言われてました。実際、兄は、ピアノの練習をさぼりまくって結構早くに辞めさせられてました。それを見ていた私は毎日一応練習していましたが、今思えばかなり無駄が多かったと思います。

 

 残念ながらプロの演奏家として生き残っていける子は、親の意向でそうなれるほど甘い世界ではありません。本人の強い意志があって初めて親のサポートが生きてきます。日本は、若さ信仰がありますが、こちらでは意外に8歳からバイオリンを始めて世界の一流オーケストラに入団したりしている人も結構います。早くから根を詰めればいいというものではありません。

 

 

 さて、いろんな先生の色々な生徒さんを見て思うこと。

続く子は、子供がやりたいって言って始めた子で、なおかつ親のポジティブなサポートがあった子です。バイオリンって初めの曲が弾けるようになるまで1か月とか普通にかかりますよね。3歳とか4歳で始めたらそれこそ弓を持たせてもらえるようになるまで何か月もかかったり。そんな、初めの数年、どうやって楽しくお稽古したいと思わせるか、親と先生の腕の見せ所です。いい先生だと親へのサポートも充実していますね。これをできるようにしてきてください、じゃなくて、一緒に一週間こうやってくださいね、みたいな。

 

 そして、残念ながら、弓の持ち方とか、音の出し方とか先生で99%決まります。練習以前におしえかたが大きいです。先生自身は有名オケのバイオリニストだったりお上手なことも多いんですけど、自分の演奏と教えるのは別問題です。

 

 上手な先生だと2年くらい習ったらただ譜面をなぞるだけでなくちゃんと音楽性のある演奏ができるようになっていくものです。もし、自分が子供の練習みてあげるのつらい、もしくは、子供はいつも一生懸命練習してるけどとっても雑、というときは、ほかの先生はどうかな、とか見てみるのもいいかもしれません。

 

 それから、分数楽器はとくにひどい楽器は本当にあり得ないくらいひどいです。量産品はダメなわけでもないですが、きちんと信用のおける弦楽器店で購入するなりレンタルなさってくださいね。

 

というわけで、とりとめもなく書きましたが、上達はいい先生といい楽器あってこそ、今度は、子供向けの先生の選び方と楽器の選び方も書きたいと思います。