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楽器屋さんの裏事情 1

バイオリンにしてもチェロにしても弦楽器ってバカみたいに高い。これだけ高いんだから、コンディション抜群、来歴のしれないもの売ってる店なんて犯罪同然でしょ?

 

私も、たぶん知らなかったらそう思います。

だって、チェロとか普通に安くても100万とかしますよね。100万の車買ってもしひっかき傷でもあったらその瞬間交換してもらいますよね?

 

でも、なぜか楽器店ってよくわからに説明して逃げられて、こっちは被害者!何あの偉そうな態度?いったい何様?

 

あるんじゃないでしょうか。

 

こうなってしまうには、かな~りいろいろな事情があります。

 

今日は、楽器屋の態度が悪い事情を書いてみようかと。

同業の皆様、これは私の独断と偏見なので怒らないでください。

楽器屋には、楽器商と楽器職人がいます。今日は職人編。

 

これあるあるです。私も往々にして態度が悪い楽器屋になってしまいます。

まず、成績優秀、人当たりが良くて外交的、なんて人はまともに大学行って一部上場企業に入社して上司とももめずにちゃんと出世します。まず、楽器職人目指そうっていう人は、まあ、社会的にそこそこのバックグラウンドに生まれてることが多いです。じゃなきゃバイオリンとか人生の中に突然湧き出てきません。それなのに、脱サラして職人目指そうとか、楽器屋始めようとか、そもそも大学もいかずに職人になろうなんて言う人間はまあ、何かしらあるものです。それが、真面目に人生考えるきっかけがあったからって人もいれば、私みたいにもう勉強したくないっていうかそういう人間もいます。

まあ、ともかく、いわゆるレールの上をまっとうに走れるような人間は職人にはなりません。

つまり、もともと人種的に外商マンみたいな人は少ないです。なので、そういった対応は求められても無理です。値段交渉とか面倒なこと言い出されるともう、やる気なくなっちゃうとかそういう感じですね。それとか、修理代値切られると、自分の技術にケチつけられてると感じるとか。

 

でも、人として微妙なわけじゃないんですよ!ただ、人と向き合うより楽器と向き合うのが向いている人が多いんです!

 

 

もう純粋にコミュニケーション能力の問題の部分も多々あるのでごめんなさい。ということです。

まあ、ざ・こういうタイプの職人の店は技術さえしっかりしていたら大体コアなファンがいるのでわかります。だし、騙されただのなんだのはあまりないと思います。ただ、嫌な思いはする可能性あります。

 

そういう系が嫌な人は、ザ・職人のお店にはいかないことをお勧めします。

 

 

 

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